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【2024年05月05日】 |
07-10-16
今いろいろ話題になってる初音ミク。
知らない人はググって下さい。「初音ミク アッコ」とすればまぁいろいろの意味がわかるかも。

 で、自分もその日、たまたま生でこの番組洗濯物干しながら見てました。そこでの正直な感想は
「痛いなぁ。なんでこういう特集とかする時ってこう言うベクトルが別の方に振り切れてる人を出すんだろう、もっと普通の人だっているし。そりゃテレビは弱い物叩きで面白ければいいからわざとこう言う人を選ぶんだろうけどなぁ…。ってか会場スタジオドン引きだけど自分も引くわ」
です。批判を覚悟で正直に書くと。

 はい。見事にテレビに操作されました。でも、馬鹿にしすぎって祭りになるとは思ってました。実際なりましたし。でもまぁその内容を見てテレビ局(あえて局名も出したくないので)のひどさに絶句ですね。まぁ見事に操作された自分が言うのもなんですが、こっち(オタ)側の人間である程度理解あると思ってる自分でもこう思わされた位だったので普通(あくまで一般ね。それを普通とは思ってないけどねぇー)の人達にはもう爆笑爆笑大爆笑恰好の休日の酒のツマミみなったことでしょう。ちっ

 さて、手っ取り早く笑いを取るにはどうしたらいいかと言えば…笑いにも心から笑う(楽しい!)、馬鹿にして笑う、照れ笑いとかいろいろありますが、一番手っ取り早いのは”馬鹿にして笑う”でしょう。
 馬鹿にして笑うと言うのは
1、虚栄を張ってるクジャクを馬鹿にして笑う
2、ちょっと突き抜けてる人、マイノリティの人達を馬鹿にして笑う
の二つに分かれる感じですね。テレビ局は1はほとんどと言っていいくらいしないでしょう。1は大体は力を持ってるが中身が0もしくは胡散臭いなどで、あの亀さんや占い師さんとかが当たります。亀さんや占い師さんの力が無くなったときは掌を返すでしょうけど(亀さんに関しては掌を返しつつありますねぇ)。
 2は笑われることを目的とした芸人達じゃなくてまさに今回のような人達で。2って言うのは”笑う”ほかにも”物凄い優越感を味わえる”ものなんでやっかいなんですよねぇ。あーあー、俺はこういうキモイのとは違う、普通の人間で良かったwww みたいな。カイジのセリフで言うとセーフティと言う名の悦楽。まさにそれですね。マジョリティに属しているから気持ちよさを感じる。アホです。
 美味しいんですよね、簡単に笑いが取れ、尚かつ相手がマイノリティだから自分たちも作っていて楽しい(馬鹿にしながら作ってる)、それで相手がマイノリティだから一部の人以外は噛みつかない。他の大部分の人は一緒になって馬鹿にして笑ってるから一部の人間のやっかみで終わり。別に痛くないみたいな。一番タチが悪くて一番嫌いな笑いの取り方です。でも今回みたいに見事に操作されたりするあたり自分も激しく反省しないといけないです。

 まぁハッキリ言えばこういうジャンルってマイノリティです。もう残念ながらどう考えてもマイノリティです。規模のでかいマイノリティ集団です。一部有名監督さんによるたくさんの人が見に行ってテレビ局などに大金の落としてくれる映画などは同じジャンルでもアンタッチャブルな存在ですが。
 今も昔も叩かれやすい、恰好の的になってるって事を個人個人がやっぱり自覚しないといけないのかなぁと改めて思ったり。それが良いこと、悪いことなのかは別として、そうであってしまっている以上、誤解を受けやすいジャンルな以上ですね。
 専門チャンネルは別としてキー局なんかは(テレ東は別な気もしますが)、常になにかあると思って行動、言葉に気をつけて行かなきゃ行けないのかもみたいな。やつらが秋葉にきたらなにか餌を釣り上げるために張ってるってもう思わなきゃいけないんじゃないかなぁみたいな。奴らは笑いを取るためなら平気で誘導し、少ない釣り上げた言葉をつなぎ合わせてそれが真実にしてしまう人達ですから。でもテレビが来たとなれば舞い上がるのは人の常であり…ほんと難しいですね。


 で、初音ミクに話を戻すと。テレビ局は最低最悪のファッキンテレビ局でしたが、発売メーカーさんもおっしゃられてるようにやはりテレビ局を信じないでビデオチェックとかするべきだったかなぁと。ジャンルがマイノリティであるなら当然そう言う餌にされる可能性と言うのは十二分にありえると考えるべきでしたかと。
 曲の動画みると無から何かを作り出せる人ってすごいなぁと感心してもしきれないくらいですし、この技術に驚き、そしてこのジャンルに無限の可能性を感じたりします。技術がもっと進歩したら開発者の方のコンセプトを本当に実現できるんじゃないかなぁと。
 でも、今の時点でキャラクターにあの初音ミクという形を取ってる以上ターゲットとしているのはこっち側の人間であり、狙ってるな! って言うのは間違いないわけで。いわゆるふつーのってカテゴライズされている一般の人を狙うならあの萌えテンプレキャラと萌えテンプレ声(もちろん色々読んであの声に至った訳もしってます。それでもあえてあれは萌え系テンプレでしょうと思います)ではちょっと違うでしょうし。これでいやこっち側の人を特別狙った訳じゃない、いろんな人に云々とか言うのは「ヒジで目狙ったらええんや」はヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えいう意味なんや、と同じくらい苦しすぎるぜ! ですし。
 ってかそれは全然悪いことでも何でもないですし。狙ったなら狙ったで全然構いませんし、実際にその狙い通りヒットしてますから大成功です、そして多くの人に楽しさと幸せを与えていますし。でもだからこそマイノリティを餌にしようとする人達に対して、いわゆるふつーのものに対する気遣い以上に、ユーザーを守るために気を使うべきだと思ったり。その事についても開発元の方はきちんと触れられていますので別段言うことはありませんが、同じ悲劇が起こらないようにこういうマイノリティジャンルを扱うメーカさんは気をつけて欲しいなぁ…ほんとこんなことで誤解されるの勿体ないもの。もうね、どこかの巨大男性アイドルグループ量産プロダクションのようにチェックチェックチェックの嵐とか。でもあれってそれだけのテレビ局に対する力があるから出来るんですよねぇ…くそぅ。
 ってか被害者の開発元の方や、放送で出た方その方が謝罪されて…悔しいだろうに偉いなぁと思う反面なんの謝罪もない、おそらくゴミを笑いものにして何が悪いんだろう位にしか思ってないテレビ局さんは本当に最低さんです。いや超最低さんだよ! ライセンス剥奪されないかな(ボソ

…となんかふと思ったりしたことを書いたらうまくまとまらずgdgdに。…う…寝ます…

こういうジャンルって気を使うんだよー世間で生きて行くにはー!!
ちくしょう! でも大好きだーこのジャンル!!

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【2007年10月17日】 | 未選択 | コメント(0) | トラックバック()
            
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